スペイン語では名詞や形容詞がサイズ、規模、価値によって語尾が変わってくるときがあります。
このことを文法用語では縮小辞、あるいは拡大辞といいますが、例えば「grande 大きい」を強調するときには「grandote 」といったり、「pájaro 鳥」の小ささや可愛らしさを強調するときには、「pajarito」といったりします。では一体どのような風に変化するのでしょうか。
スペイン語の縮小辞と拡大辞 aumentativo y diminuitivo
大きさ、ボリューム、規模、価値を強調する場合に用いられる拡大辞
語尾の例 ote – ota – on – ona – aza – azo
grande (大きい)> grandote (巨大)
pelota (ボール)> pelotota (巨大なボール)
camisa (シャツ)> camisón (だぼだぼのシャツ)
mujer (女性) > mujerona (大きな女性)
gol (ゴール) > golazo (すごいゴール)
*語尾が「on」で終わる単語は拡大辞じゃない場合も多いです。
例:corazón (心臓、ハート)
小ささ、可愛らしさ、少なさ、親近感などを表す縮小辞
語尾の例 ita- ito – cito – cita – ecito – ecita- -íllo, -illa
camisa (シャツ) > camisita (小さなシャツ)
perro (犬)> perrito(子犬)
flor (花)> florecita(小さな花)
piedra (石) > piedrecita (小石)
mesa (テーブル) > mesilla (小テーブル)